公益財団法人 大阪産業局

ゲスト さん

返済が苦しく、条件変更を申し込む時の留意点について。

Q

返済が苦しく、条件変更を申し込む時の留意点について。

不景気で売上、利益が十分上がらず、資金繰りが厳しく、返済条件の変更を申請しようと考えています。リスケ(返済条件変更)を行う際に気を付けておいたほうが良いこと、準備しておくべき資料があれば教えてください。

A

経営改善内容と条件変更の効果を明確にすることが重要です。


 返済条件の変更について、遠慮せず金融機関に相談することが大事です。金融機関は積極的に条件変更の相談に乗ってくれますので、悩まずに相談して下さい。

 とはいえ、返済が苦しいから、とりあえず支払額を下げてほしいという安易な考えで条件変更を申請するのではなく、経営改善計画をしっかりと練り上げて相談することが重要になります。
 条件変更に際しての経営改善計画として考えておくべきことは以下のとおりです。

①経営の現状分析
 資金繰りが悪化するに至った原因、赤字の原因について、外部環境と自社内部の両面から振り返ります。得意先のニーズに対応出来ているのか、価格面で自社のウリが生かせているのか、原価や経費に無駄なモノはないかどうか等、多面的に検証します。
②収益と費用の改善計画
 現状分析を踏まえた上で、黒字化への対策を立案します。具体的にはいかにして収益をあげるのか、売上増加策として新規先開拓やリピート率向上などの見通しを立てることと、経費の削減計画を取りまとめた差額として、収益の改善計画を見積もります。
③資金繰りの見通し
 返済金額を低減して資金繰り悪化を回避しながら、収益改善し、今後の返済をきちんと履行できる資金繰り見通しを提示します。

 ①〜③の流れをしっかりと意識して、経営改善に取り組むことで、現状の厳しい状況を乗り越えていくことが可能です。資金繰り悪化の兆候があるときは、悩まずに、まずはあきない・えーどの経営相談をご利用ください。

回答した専門家
永井 俊二
財務・資金調達

永井 俊二

創業支援の最前線で得た経験を生かして、起業・経営される皆様を親身にサポートして伴...

創業や経営は、不安と隣り合わせですよね。「資金は、計画は、これで大丈夫だろうか?」と感じた時に、どうぞお気軽にご相談ください。
金融機関の創業支援、融資の最前線で経験した豊富な支援事例を踏まえて、主に資金調達や事業計画書作成の面で、融資課長のホンネを交えたわかりやすい説明とアドバイスをお届けします。皆様の創業や経営を全力でサポートさせていただきます。

ライセンス

中小企業診断士
一級販売士

重点取扱分野

○資金調達・融資を前提とした創業計画書・事業計画書の作成
○...

この相談に関連する相談